建物のエネルギー消費量を減らすためのさまざまな技術を適切に組み合わせて導入することで、ZEBを実現することができます。
この技術は、[消費するエネルギーを減らすための技術(省エネ技術)]と[エネルギーを創るための技術(創エネ技術)]に分けられます。
実際にZEBを実現する場合には、
①[パッシブ技術]によってエネルギーの需要を減らし、
②どうしても必要となる需要については[アクティブ技術]によってエネルギーを無駄なく使用し、
③そのエネルギーを創エネ技術によって賄う
といったステップで検討することが重要です。
また、建物の運用段階では、
・どこにエネルギーの無駄が発生しているか
・どのように効率的に設備を運用するか
など、エネルギーをマネジメントする技術(エネマネ技術)も重要です。このエネマネ技術によって継続的なエネルギー消費量の削減を図ることができます。
このような省エネ技術・創エネ技術・エネマネ技術を導入するためにはもちろん初期投資が必要になりますが、ZEBを実現するような建物に対しては、国による補助事業が実施されています。